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インテルが長友佑都に課す『イタリアのDF』としての振る舞い

2011年11月04日配信の「しみマガ」より抜粋

 ユベントス戦で右ふくらはぎにケガを負った長友。6日のジェノア戦にも出場が微妙と言われており、その可否次第では日本代表への招集を断る可能性が出てきています。
 
 正直、長友の現状はかなり微妙です。
 
 ケガが軽症ならいいのですが、もし、ここで戦列を離れることになると、レギュラーの座をいつ失ってもおかしくない。
 
 3-4-3が代名詞となっていたガスペリーニ監督が解任され、代わりに就任したラニエリ監督は、イタリア的な守備戦術を教え込むタイプの監督です。2009年にローマの監督に就任したときも、ラニエリは前監督であるスパレッティが考案した『ゼロトップ』システムを破棄。
 
 ちなみに昔のローマのゼロトップは、最前線のトッティが中盤に下りてくる流動性が魅力的なシステムでしたが、敵チームに対応を読まれるようになったため180度スタイルを転換し、守備的な4-4-2システムでリーグ戦2位の結果を残しました。
 
 しかし、そのラニエリの守備采配も2年と続かず、シーズン途中に解任。クラブOBであるモンテッラ監督を経て、今はバルセロナ式の攻撃的なルイス・エンリケ監督が指揮を執っています。ローマのクラブ運営も攻守に迷走している感じはありますが……ローマの話はひとまず置いておき。
 
 インテルに守備的な采配を好むラニエリが就任したことで、長友は今までに経験したことのない守備を要求されています。

(中略)
 
 長友サイドで敵がボールを持ったとき、長友は猛然とプレッシャーをかけます。そしてディフェンスラインは長友の動きに合わせて斜め後ろでカバーリングする体制を作ります。これはイタリア式に言えば『ディアゴナーレ(斜め)』という守備の基本です。日本式に言えば『チャレンジ&カバー』に当たります。長友がボールへチャレンジし、他の選手がそれをカバーする体制を作るわけです。
 
 1対1のマンツーマンマークは長友のストロングポイントですが、その中でも図のように『前向きに守備をしている状況』でスピードを生かして敵の自由を奪うのが彼の持ち味です。
 
 長友は今までこのような『マンツーマン』での守備を求められることがほとんどでした。
 
 インテルに移籍したときに監督を務めていたレオナルド、あるいは日本代表の岡田武史、そしてFC東京。どのチームにいても、長友は自分の持ち味を出し、前へ前へ押し寄せる守備をしていました。ガスペリーニの3-4-3も同じです。長友はDFではなくサイドハーフを担当していたので、その傾向はさらに強まりました。

続きは「しみマガ」にてどうぞ! 本文では、わかりやすいイラストを用いた精緻な分析を行なっています!



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