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長友佑都が身につけたテクニックとは?

2011年10月14日配信の「しみマガ」より抜粋

 長友選手が大きくステップアップする上で、FC東京で監督を務めていた城福浩さんが課した、『左サイドバックへのコンバート』は欠かせない要素でした。
 なぜなら、ポジション別にサッカー選手の需要と供給のバランスを考えると、左サイドバックは、供給に対して需要が足りなくなる傾向が強いポジションなのです。

 ドイツでUEFA A級ライセンスを取得した指導者である片山博義氏のところには、「どうすればプロ選手になれるのか?」という悩みを抱えた若い選手がたくさんやって来るそうですが、もしもその選手が技術、スピード、身体能力などで特に目立った資質がなく、平均的な能力を持っている場合は、

 「サイドバックを目指せ」

 と、伝えるそうです。誰もが認めるような分かりやすい資質を持った選手は、だいたい他のポジションに着く傾向があり、サイドバックはどちらかといえばプロ選手になりやすいポジションなのです。

 ましてやそれが左サイドバックなら、左足を使える選手という条件により、さらに供給の割合が減るので、このポジションの選手は比較的レギュラーを維持しやすくなります。つまり、長友が左サイドバックをできるようになれば、ビッグクラブへの移籍などに関しても大きなアドバンテージになるというわけです。

 もちろん、長友はそこから努力を重ねました。

 まずは、『左足で正確にパスを出せるようになること』を目指しました。

 左サイドバックの選手が右足にボールを置いてしまうと、ピッチの中央側にボールを置くことになり、ピッチの横幅を広く使うことができなくなります。たかが右足と左足の違い、肩幅程度のボールの置き位置の違いですが、これが前線からプレスをかけて来る敵の足に引っかかるか引っかからないか、大きな違いとなって現れます。

 敵陣に入ってしまえばあとは仕掛けるだけなので右足にボールを置いても構いませんが、少なくとも自陣では左足でコントロール&パスをして、ビルドアップする必要があるのです。

 最初のうちは長友も右足のみでプレーしていたため、左サイドを広く使えず、ビルドアップにあまり貢献できない選手でした。しかし、練習によって左足をスムーズに使えるようになり、まずはこの壁を乗り越えます。

 すると、次は左足でのクロス。

 同じ左足のキックでも、グラウンダーのパスや、強く叩くシュートなどは比較的難易度が低いのですが、クロスは少し違います。手前にいる敵DFの頭を越えて、ゴール前の味方FWのところに落ちてくるような軌道、それがクロスに適したボールです。

 これを利き足以外でやろうとすると、非常に難しい。真っすぐ打つだけのインサイドキックやインステップキックとは違い、クロスはボールに回転をかける蹴り方をしなければならないので、微妙なコントロールが要求されるのです。

 しかし、長友はこれも克服。

 徐々に精度は上がっていましたが、「これはすごい!」というクオリティーを見せたのは、南アフリカワールドカップの直後に行われたキリンチャレンジカップ、グアテマラ戦での森本貴幸へのアシストでした。クロスのスピードがあり、森本の手前で鋭く曲がりながら落ちる軌道。素晴らしいボールでした。

 センスが重要なドリブルとは違い、キックは練習しただけモノになると言われています。努力の虫である長友には取り組みやすかったのかもしれません。

 さらにクロスに関しては、もうひと工夫ありました。

続きは「しみマガ」にてどうぞ!
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清水英斗

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