いよいよトヨタカップも大詰め。
今日は決勝、サンパウロvsリバプール。
リバプールはサイドを広く使い、ワイドなパス回しを得意とする。
サッカーの基本である「止める・蹴る」を究極に高めたサッカーと言える。
それに対するサンパウロ。
狭いスペースをショートパスで突破するスタイルが基本。
フルコートに対応した、至高のミニゲーム流サッカーと言える。
両チームとも、ヨーロッパ・南米の特徴をよく表しているチームだ。
ヨーロッパでは最近、バルセロナやミラン、レアル・マドリードのように多数のブラジル人を抱えたチームが多くなっている。だが、"古き良きヨーロッパスタイル"を守るリバプールにはそんな風は全く関係ない。
ヨーロッパと南米が対決するといいつつ、ヨーロッパ側チームにブラジル人選手がたくさんいたり・・・。そんな白けたムードもない。
まさにヨーロッパと南米がガチンコ対決するカップ戦なのだ。
さて、本論。
今回のトヨタカップは日本テレビが独占放送で、大きな枠を割いて直前放送から中継までの一切を行っている。さっきも俺は決勝直前放送を見ていた。
南米からの中継を放送し、
「いや〜盛り上がっていますねぇ!」
ヨーロッパからの中継を放送し、
「いや〜盛り上がっていますねぇ!」
呂比須・ワグナーがリポーターで出てきて、何を言ってくれるかと思えば、
「サンパウロのサポーターは熱いですよ!」
正直ガッカリ。あなただからこそ、言えることってあるんじゃないの?
・・・・・。
トヨタカップって、それ以外にはナンもないんですか?
テレビ放送って他に引き出しはないんですか?
トヨタカップを世界クラブ選手権として、各大陸のトーナメントにしようという動きはずっと前からあった。これはFIFA会長ブラッター氏が強く推してきたプランなのだ。何年も前からその動きはあったのだが、今年になるまで結局開催されることはなかった。
俺は、絶頂時のジュビロが世界クラブ選手権に出られればなぁ・・・なんて思ったのを覚えている。(今のジュビロでは荷が重いかもしれないが)
どんな経緯でトヨタカップ世界クラブ選手権が開催されたのか。
そんなマジメな番組も一つぐらいあってもいいのでは?
イギリスのスポーツ番組「BBC SPORT」の様子が出ていた。
3人がスタジオで真剣に話し合っているのを見て、
アナウンサーの福沢朗はこう言った。
「なんか討論番組みたいですねぇ。生真面目というかなんというか・・・。こんなに盛り上がっているのにねぇ。」
だんだん福沢朗のカン高い笑い声が、ムカついてきた。
彼らだって、こんな薄っぺらいアナウンサーに自分のことをどうこう言われたくないだろう。
「ヨーロッパのサッカーが強いのは、こういう真剣な姿があってこそなんですよ。」
そんな北沢のフォローが妙にうれしかった。
日本のテレビ局に言いたい。早く変わってほしい。
イメージだけで放送するのをやめてほしい。
ただ、ADをやっていた自分にはテレビが簡単には変わらないことも分かっちゃいるのだが・・・。
あ、でも上戸彩を起用したのは良かったと思う。
もちろんサッカーは素人だと思うけど、一生懸命勉強したきた様子が伺えた。そしてときどき「うぉっ」と思わせるコメントを出している。驚いた。
当たり前のことかもしれないが、若いのに彼女のプロ意識はすごいと思う。
顔は好みじゃないけど。


