俺はアルイテハドを応援していた。
今年からせっかく"世界クラブ選手権"になったんだから、
「な〜んだ。結局、南米vsヨーロッパかよ。」
という印象の大会になってしまっては面白くない。
”番狂わせ、大いに結構。”
アルイテハドのサッカーには妙な親近感があった。正直、それほど巧いという感じはしない。ボール回しのぎこちなさを見ても、自分たちのサッカーを見ているような気分になる。
でも決定的に違うのは、
とにかく早い、強い。
カロンが突破して無回転シュートを打ったときは鳥肌が立った。
よーいドンでスタートして、最初は同じライン上にいるのにカロンだけがさらにグンッと加速する。まるで他の選手はギアがトップまでしかないのに、カロンだけがハイトップを持っているようだ。
サプライズ解説者だった呂比須ワグナーも、カロンの世界レベルのスピードに驚いていた。
ドリブルもボールと相手の間に体を入れて、相手がボールを取りに来れば、体をぶつけて近寄らせない。もともと身体能力がある上に、あんなに上手に体を使われたらディフェンスはボール取れません。
そしてカロンの他に印象的だったのが、サンパウロのアモローゾ。
2点目はキレイに崩してシシーニョの折り返しを決めたが、自分としては1点目の方が印象的だった。
ディフェンスがクリアしたボールを、後ろに戻りながら胸トラップで前に落とし、タイミングを失うことなくそのままシュート。そんな簡単なプレーではない。その後も常に危険なストライカーぶりを発揮したアモローゾ、日本代表にも欲しいです。
試合は結局、アルイテハドの"守ってカウンターサッカー"を、サンパウロが攻撃でねじ伏せる形になった。(2−3)
アルイテハドは惜しくも負けてしまったが、いい試合をしたと思う。ただ・・・、もしもアルアハリがサンパウロとやっていたら、これも面白い試合になったんじゃないかとも思う。テクニック同士のガチンコ勝負も見ごたえがありそうだ。
さぁて、次は一気に有名になったジェラード率いるリバプールだ。
果たして順当に勝ち進めるかな???
俺はもちろんサプリサを応援するけど。


