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根本的な原因は・・・

オランダに負けました。


世界との距離は近いようで遠いというか、遠いようで近かったというか。
面白いというか、興味深い試合だった。何時間でも語れるよ、これは。


日本は、約60分機能した前線からのプレッシングを、90分持たせるようにすると。


それが唯一、世界で戦うための方法。


本当にそんなことが可能なのかとか、そういう議論の前に、
岡田監督が、ここまでハッキリと割り切ってしまうことにも驚いた。「唯一」とまでいってるからね。


なんで唯一なのか?
駆け引きとか、この時間帯は走らないで休むとか、いろいろな選択肢があるんじゃないのか。


あるいは89分間寝ていても、1分だけ活躍して得点を取れそうな選手をたくさん試してみてもいいんじゃないのか。


でも岡田監督は、90分間走り切ることを「唯一」と言い切るわけで。


今日出てきたいろんな問題点を、大きなものを前半から時系列に並べると、


1.フィニッシュ。あるいはペナルティーエリアに近くなってからの仕掛けができない
2.後半にバテる
3.自陣に入られる展開で、守り耐えることができない


こんな感じだと思うけど。


さて、いちばんデカい問題はどれでしょう?


2は違うと思うんですよ。
だって、日本は運動量は割とあるほうで、それを生かして戦ってるわけだから。この問題は、その副作用みたいなもんだよね。


じゃあ1でしょうか?


それももちろん大きいと思うけど、
なぜ最後の精度を欠くのかっていったら、FWが走り回ってプレスをかけていることにも大きな原因があると思うんですよね。


ゴール前まで行ったときに、息が上がって疲れちゃってるもの。
これではシュートミスも増えて当たり前。


でも、前線からのプレッシングをしないと、守りきれないと。だからやるしかない。しかも90分間。


だからつまり、超根本的な日本の弱点は、3番。


自陣に入られたら、守り耐えられないってことにあるわけで。


ここが出発点で、
圧倒的に自陣での守備力に不安があるから、もうそれはしょうがないと。
それが出ないように90分間走るしかないと。


おいらは、日本が強豪国と試合をしたら、DFラインの問題点がズバズバ出てくるんだろうと予想してたわけなんだけど。


でも、そこを隠したことで、


日本が解決すべき問題は、「後半にバテる」「フィニッシュがうまくいかない」ということにスリ変わった。


もしちゃんと守れるチームなら、自陣に引いて守ってスピードカウンターっていう選択肢で攻撃を解決できるかもしれないけど、それは守備の弱い日本には無理なんだと。


ベスト4に望みがあるとしたら、もうそれしかないんだと。


両方のゴール前で弱さが露呈するチームっていうのは、とんでもないハンデを背負ってますよ。


戦術的に最初からここまで追い込まれていることに、世界との距離を感じるし、
それを何とかしようとしている岡田監督にはがんばってほしいなぁと思う。


ただ一方で、長期的に考えたら、
この超根本的な弱点にも、何とか取り組めないかなぁって思う。


トルシエが、「日本には守備の文化がない」っていってたけど。


あれはまさに核心を突いた言葉だったんだなー。


守備戦術、高さ、強さ、状況判断。


そこらへんが改善されない限り、
岡田監督の言う「90分間プレスをかけ続ける」っていうのは、たしかに日本にとって唯一なのかもしれないなぁ。


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清水英斗 (海賊ひで)

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