先週に引き続き、TVで「ナンだ!?」の4スタンス理論をチェック。
前回の4スタンスチェックで、重心タイプがイチロー型であることが判明した俺。
(重心タイプの判定方法)
今回の放送では、イチロー型・王型・長嶋型・松井型の4つのタイプが、さらに「クロス」と「シンクロ」に分類されるという話をやっていた。
(分類図はコチラ)
上の分類図で、イチロー型・松井型だった人は、クロスタイプ。
王型・長嶋型だった人は、シンクロタイプに分かれるらしい。
番組ではこの2つの違いを、シャドーボクシングを例に取ってやっていた。
シンクロタイプの人はパンチをまっすぐ前に押し出すとやりやすいのに対して、クロスタイプの人は左パンチを右側に、右パンチを左側に向かって体をねじりながら打つようなコークスクリューみたいな打ち方をするとやりやすいらしい。
つまりは、体をねじる動きが得意な人が「クロスタイプ」、まっすぐ体を動かすのが得意な人が「シンクロタイプ」ということのよう。
イチロー型・クロスタイプの俺もやってみたけど、本当にその通りだった。体をねじる方がやりやすくて、真っ直ぐパンチを打つとバランスが取りにくい。
さらにボウリングの投球フォームについても取り上げていた。
ボールを投げた後に右足を体の後ろにスーッと動かす人をたまに見かける。「バレリーナか!」と思っていたけど、実はあの投げ方はクロスの人に有効な投げ方らしい。
体を開かずにねじる動きが加わることで、クロスタイプの人はバランスが取りやすくなるらしい。シンクロタイプの人は、そのまま投げれば良いんだけど。
そういえば俺が子どものころ、ウチのかーちゃんが「バレリーナ投げの方が投げやすい」とか言って、ボウリングをしていたのを思い出した。「なんかヘン、バカみたい」とか笑ってたけど、すいません。バカは俺でした。実は理にかなっていたんだねぇ。
もしもクロスタイプの人で、今までボウリングが苦手だった人がいれば試してみるといいかも。
さて、ここからはサッカーへの応用を考察。
サッカーはリアルタイムスポーツだから、ボウリングと同じようにフォームを一本化するわけにはいかない。さまざまな角度からさまざまな高さで飛んでくるボールを状況に応じて処理する必要があるので、自分が得意なバランスだけを選んでボールを蹴る、なんてわけにはいかない。
「俺はクロス型だから、シュートをねじるような体勢で打ちたい」なんてこだわりを持っていたら、自分の体の前側に転がってきたボールは永遠にシュートできないよね。
体の前側にボールがあったら、押し出すようなシンクロタイプの動きじゃないと蹴れないもの。
つまり重要視すべきは状況判断の方で、クロスとシンクロに関わらず、自分の苦手な動きもきちんとできたほうがサッカーには役に立つ。
……というのが、番組を見た上での俺の感想なんだけど。ところが。
ボウリングと同じく、サッカーにも応用できる場面があると思う。
それはサッカーから唯一リアルタイム性が薄くなる場面……
そう、フリーキックやコーナーキックのようなセットプレーだ。
面白いのが、上で挙げた4スタンスの分類表で、
「ロナウジーニョ、中村俊輔、ベッカム」といった、曲げるキックを得意としている選手がみんな「クロスタイプ」に分類されていること。
曲げるフリーキックを蹴るためには、体をねじるバランスで、ボールを巻き込むように蹴る必要がある。中村俊輔のキックなんて、まさにそれを極めた蹴り方だ。
つまり、曲げるフリーキックはクロスタイプが得意とする蹴り方なのかもしれない。
逆に最近流行っている、無回転のブレ球フリーキックについては、
体をねじって巻き込むのではなく、足をまっすぐ押し出すような蹴り方が基本だ。
そう考えれば、ブレ球はシンクロタイプに向いている蹴り方である、といえるかもしれない。
たしかに……クロスタイプの俺、ブレ球が全然蹴れないんですよ(泣)。
技術不足もあるけど、練習しているときにすごくキックフォーム的に気持ち悪さを感じていたのも事実だし……言い訳っぽくなるのでこの辺にしておくけど(笑)。
というわけで、4スタンス理論はすごく面白かった。
これを突き詰めていくと、自分だけのオリジナルフリーキックを極められるかもしれないな。


