ある日、ベトナム人のボランティアの女の子が、
「サインください!」って高原の元に走っていった。
近くにベトナムの選手もいたのに、高原のほうへ。
日本のサッカーが東南アジアで人気があるというのは、どうやら確かなよう。
ところで、インターネットでいくつかの日本代表への疑問を発見したので、現地で取材をしている僕の目線から、勝手にここで答えてみたいと思います。
Q.なぜ佐藤寿人はスタメンで使われないのか?
エースの高原がいるからです。高原と佐藤寿が組むと、高原がポスト役になって佐藤寿を生かす形が多くなってしまう。ところがオシムは高原を生かしたいわけです。だからFWの相棒に選ばれるのは巻。佐藤寿がサイドで使われるのも、高原という絶対的エースがいるからです。彼にとっては不運ともいえるでしょう。
Q.巻じゃなくて、矢野貴章でもいいんじゃないの?
練習を見ている限りですが、矢野は非常に仕上がりが良くないようです。コンディション、連携面ともに23人の中でもかなり下位のほう。巻のバックアッパーとなってしまうのも、止むを得ないようです。
Q.太田吉彰が使われない理由は?
遠藤と俊輔がいるから。そしていつも羽生か水野なのは、相手が疲れたところにより瞬発力&スピードのある選手を入れたいからです。水野については、オリンピックへの経験を積ませたいのも少しはあるかもしれません。
というわけで、日本とオーストラリアが決勝トーナメント1回戦で当たることが決まりました。
僕の展望は……
「日本の勝ち」です。
根拠は3つ。
1つ目は条件のこと。
オーストラリアは日本がすでに3試合もやっているハノイへ移動して来なければならない。この蒸し暑い気候に耐えられるかどうか。
条件面ではかなり日本が有利といっていい。
2つ目は日本のチーム状態。
内容的に良いにも関わらず、結果についてはアンラッキーや運命のいたずらによるお叱りが加わっている。(全試合で失点している)
これは考えようによっては良いこと。
ミスがミスとして浮き彫りにならないほうが怖い。
そして3つ目。ここがいちばん重要。
日本代表のサッカーは1年前のワールドカップのときとは比べ物にならないほど質が変わっている。
というわけで、変なミスをやらかさない限り、日本はリベンジを果たしてくれるでしょう!


