先日、たまたま立ち寄ったアフリカンダイニングバー「Tribes」のマスターから、
アフリカへの貧困支援活動を行っている2人の女性を紹介されました。
彼女たちは、「Run for Africa」というチャリティーマラソン、そしてWSM(ワールド・スイム・アゲンスト・マラリア)というチャリティースイミングの企画・運営に取り組んでいます。
アフリカの社会問題の深刻さについては、すでにみなさんご存知の通りだと思いますが、エイズ、貧困、犯罪、飢餓、FGM(女性性器切除)などなど、問題を挙げ始めればキリがありません。
しかし、だからといって勉強会やシンポジウムに参加して、彼らの援助・支援ができるかといえば、
「それはちょっと敷居が高いな…」というのが普通の感覚だと思います。僕も同じです。
そこで、マラソンや水泳といった誰にでも気軽に取り組めるスポーツをキッカケにして、みんなが少しずつ自分にできることを探そうじゃないか、という趣旨で始まったのが、「Run for Africa」や「WSM」といった上記のイベントです。
(イベント概要は下部。詳しくはHPをご覧ください)
僕自身もこれらのイベントに、自分のサッカーチームに声をかけて参加するつもりです。なぜなら僕は、以前からこうした問題に対して、何か自分にできる行動を起こしたいと考えていたからです。
思い起こせば、あれはドイツワールドカップのとき。
僕は生まれて初めて、海外のサッカー選手をインタビューしたときのことを鮮明に覚えています。
相手はトーゴ代表FWで、今やプレミアシップの名門アーセナルのエースにまで成長した、エマニュエル・アデバヨルでした。
アデバヨルやトーゴ代表の選手たちは、世界最貧国といわれる自分の祖国で、お金がないために治療を受けられない子供たちを救うための、医療プロジェクトに参加していました。
そのプロジェクトに参加する理由について、アデバヨルに聞くと、
「僕は運良く、今まで健康なままで成長することができた。サッカー選手にもなれた。だけど、もしかしたら彼女たちと同じ病気になっていたかもしれないし、これからもそうならないとは限らない。そう考えると、僕は彼女たちのために何かをせずにはいられないんだ」
……正直、ジーコジャパンの淡白なコメントとは比べられないほどのインパクトがありました。
彼の一言一句が、当時の僕には印象的で、今でもアデバヨルをテレビで見るときは特別な気持ちになります。暑苦しくいわせてもらえれば、アデバヨルを見るたびに、僕の中の熱き血潮の正義感がよみがえります。
言うまでもなく、サッカーは世界的なスポーツ。その影響力は非常に大きい。
中田英寿じゃないけど、サッカーができることはまだまだたくさんある。サッカーの可能性は、決してピッチの中だけに留まらない。他のスポーツやエンターテイメントにはできないことがあると思うんです。
そのサッカー業界でメシを食わせてもらっている以上、こういったことに無関心ではいたくない。自分にできることを探していきたいと常々思っています。
最近は審判のゴタゴタ、サポーターの暴力事件、下着泥棒など、ネガティブな面ばかりが広まっているけど……本来のスポーツが持つ、ポジティブな可能性をもっともっと出していかなきゃいけない。そうしていくうちに、最近ダークで閉塞感が漂いつつある日本のサッカーに、明るい兆しが見えてくるんじゃないかな……、なんてボンヤリ思ったりします。
ということで長くなりましたが、、、ぜひ上記のイベントを世の中に広めるべく、僕のブログでも告知をさせていただきたいと思います。下記はその概要です。
親子でマラソンに参加して、一緒にアフリカに対する親しみを持てたら素晴らしいし、友人同士で走って、みんなで参加賞のTシャツをお揃いのユニフォームにしてもいいし、
走るのが苦手なら、Tシャツやアフリカ料理の屋台を目当てに、見物に行くのもいいでしょう。有森裕子さんも一緒に走るそうですし。
参加費や売り上げは、アフリカの支援のために使われます。
いろいろな楽しみ方で参加してみてはいかがでしょうか?
◆アフリカ2008キャンペーン企画「Run for Africa」◆
男子マラソン世界記録保持者「ハイレ・ゲブラセラシエ」の持つ
2時間04分26秒に、リレー形式のチームマラソンで挑戦!
■開催日:2008年5月24日(土) 受付:8時30分〜
一般部門:午前10時スタート
小学生部門:午後12時30分スタート
■会場:横浜日産スタジアム
■コース
日産スタジアム周回1.5キロコース(トラック〜外周)
■部門
小学生部門(10名1チーム)
一般部門(中学生以上。1チーム2名〜20名まで)
■参加費:
小学生部門 1チーム1万円
一般部門 1人3,000円(当日参加費:4,000円)
※ 参加費の一部は、国際陸上競技連盟アフリカ地域普及センター
に寄付されます。
■受付締め切り:
5月7日(水)
※5月17−8日のアフリカンフェスタ(於横浜赤レンガ)でも、
TICAD市民社会フォーラムとほっとけない世界のまずしさのブースで、
事前受付を行う予定(先着100名までその場でTシャツを渡します)。
※当日受け付けあり
■大会情報
参加賞
小学生部門 MISIAのオリジナルグッズ
ほっとけない世界のまずしさの絵本
一般部門参加賞 ゲブラセラシエサイン入り特製Tシャツ
ホワイトバンド
■その他
スポーツ傷害保険・・・あり(参加費に含まれる)
荷物あずかり・・なし
救護サービス・・あり
当日Run for Africa Tシャツ(S・M・Lサイズ)特別価格1000円で販売
■申込方法:
【一般部門】http://www.africa2008.jp からの申し込み。
【小学生部門】
以下の必要事項を記入の上、FAX(03-5259-7405)またはHPにて。
(1)保護者のサイン、(2)氏名、(3)住所、(4)連絡先、
(5)メールアドレス(携帯不可)、(6)選手全員の名前(漢字、フリガナ)、
(7)生年月日、(8)性別、(9)チーム名
※電話によるお問い合わせ:03-5259-7406
■イベントHP
http://www.africa2008.jp/runforafrica.html
◆WSM(ワールド・スイム・アゲンスト・マラリア)◆
一日イベントではなく、日常的に行っていくタイプのチャリティイベント。
イメージ的には、プールの横に架空の募金箱が置いてある、という感じ。
参加の流れは以下の通り。
(1)ウェブ登録する
(2)泳ぐ
(3)寄付する
水泳を楽しみながらチャリティをしようという趣旨で、
「1m泳いだら1円寄付しよう」
「息子が25mを泳げるようになったら○円寄付しよう」
といった具合に、それぞれが目標を設定しながらやっていくと面白い。
集まった寄付金は、全額、マラリアを予防するための蚊帳購入に使われる。
マラリアは、現在も1日3000人の子供の命を奪っている病気で、1枚およそ600円の蚊帳によって防ぐことができる。
WSMは世界中で行われている取り組みだが、日本の住友化学で作られている蚊帳は、ネットに殺虫剤を染み込ませていて、ただ蚊を追い払うだけでなく、止まった蚊を死滅させることができるらしい。日本のWSMで集まった寄付金は、全額この住友化学の蚊帳購入に充てられる。
日本は世界2位の水泳人口を誇り、WSMでの成果も期待されている。
詳細は下記URLへ
http://www.worldswimagainstmalaria.com/


