はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜。
鬼の雑誌校了が終わりました。
今回は、今までで一番キツかったかもしれない。
正直、どうしても時間が足らず、完成度に満足できないページもチラホラあった。
やっぱりそういうページを見るのはやるせない。やり場のない怒りがこみ上げてくる。
しかし。
たとえ時間が足りなくて、いろいろな所に妥協せざるを得ない状況に追い込まれたとしても、
その中でやれるだけの全力を尽くすのが、プロフェッショナル。
と、「今は」思ってますから。
(まぁ数年前はそう思ってなくて、「もっとじっくり作らせろ!」と、社長やら編集長と大ゲンカしてたんですが。笑)
さてさて。
そんなこんなでバタバタしてる間に、オリンピック代表のアンゴラ戦がありましたね。
この試合が終わって、俺の中での反町監督への期待度はかなり上がった。
試合内容も良かったけど、反町さんが掲げたテーマ「ノンストップサッカー」にすごく共感した。
とにかく試合中は休まず、ひたすら走り続る。
ファウルをもらったら、すぐにリスタート。敵がボールを持ったら、すぐにプレス。
攻めも守りもノンストップ。日本の運動量を生かして、とにかく走る。
サッカーは基本的に駆け引きが重要なスポーツなので、90分間をひたすら走り回ろうなんて愚直なチームは、世界中を見回しても反町ジャパンしかない。
でもこの「愚直」。
これこそが日本のキーワード。
俺たちは「愚直」に生きることができる。
俺は海外に住んでいて、いろいろな外国人と接してきたけど…、
この平和な国に生まれた日本人が、
「だまされるヤツが悪い。盗まれるヤツが悪い。殺されるヤツが悪い」という文化で育った外国人に、
駆け引きの勝負で勝とうなんて、絶対に無理。
それは俺自身が、海外生活の中で実感したこと。
だったらもう、あえて駆け引きのメリットを捨てて、
ひたっすらバカみたいに神風ノンストップで戦ってやれ、と。
そのほうが、世界を驚かすサッカーができるはず。
実際、アンゴラの監督は、
「日本のダイナミックなサッカーに、我々は後手に回った」と、
1−1の引き分けながら、内容での敗北を認めている。
「日本人の特性・性格をつきつめていくと、どうしてもこういうサッカーになる」
と反町監督はコメントしていた。俺もそう思う。すごく共感した。
反町さん、北京五輪が終わったらA代表の監督やってくんねーかなぁ。
精神的な浮き沈みの軽さを感じることもあるけど、思慮深くて、方向性がキチンとしている。ある意味、トルシエに近いキャラクターかもしれない。
「これからはやり方を変える。人につく守備は、本来僕はやらない」
そんな、場当たり的なコメントをしている岡ちゃんよりもよっぽどいい。長期的ビジョンがある。
以前のコラムでも書いたけど、
俺はオシムの後任には、反町さんのようなコーチをそのまま昇格すべきだと思っていた。
http://kaizokuo.blog5.fc2.com/blog-entry-212.html
きっとこうなってしまうんじゃないかと思って、上のコラムを書いたけど……本当にそうなった。
予想通りすぎてむなしい。日本のサッカーをつまらなくしているのは誰だ?
「ノンストップサッカー」、
日本人らしいサッカーが、具体的になった気がします。
大いに結構。ガンガンやってください。
そして俺も、雑誌を校了したと思ったら、
次はすぐにムック制作に取り掛からなければならない…。
まーしょうがねえんですけど。
ノンストップ編集、これも日本人らしいわ。


