フィギュアスケート中継の視聴率は、30%台後半だったらしいですね。
安藤美姫が金メダルを取った瞬間は、50%超えたとか。
そして、オシムジャパンのペルー戦はといえば・・・
同一時間帯のボクシング、亀田戦にKO負け。
しかし、このフィギュア人気なんですけど。
明らかに「スターシステム」が作り上げたものですよね。
視聴率が50%を超えたって、
トリプルアクセルとトリプルトゥーループの違いを説明できる人は10%に満たないでしょう。
浅田真央ちゃんが、女子史上初のトリプルアクセル2回に成功!
「お〜!すげ〜〜!」とか言ってみても、
結局すげ〜と思ったのは「女子史上初」という肩書きの部分だけ。
本当にどれだけすごいことなのか理解できる人は、恐らく5%にも満たない。
「フィギュアスケート面白い」なんて感想を持ってみても、
本当にこのスポーツの面白さを知る視聴者は、3%にも満たないでしょう。
なにが言いたいのかというと、
スターを作り上げるような、安易なスポーツ報道しかできないメディア、スポーツの本当の面白さを伝えられないマスコミに対して、
「マスゴミ」なんて言われ方もしますが、
な〜んだ結局、見る側と伝える側、
需要と供給のバランスは取れてるんじゃねぇかと。
日本人が求めているのは「スターシステム」だったわけです。
不本意ながら、証明されているんです。
そういう観点でいえば、サッカーは完全に冬の時代になっている。
最近はスター不足ですから。
僕もメディア側なんで、この状況は圧倒的逆風なわけですが、
逆をいえば色んなことにチャレンジするチャンスでもある。
2002年や2006年のW杯を経て、
サッカーがいかに大きな熱狂を生み出すものか、それは十分に伝わったと思う。
これからはサッカーというスポーツが持つ素晴らしさ、本当の面白さを伝える時期だ。
「本当の面白さってなに?」
って聞かれたら、それは勝つことだったり、シュートを打つことだったり、味方と息の合ったパスが出来ることだったり、だましあいの駆け引きだったり、戦術の面白さだったり、そして足技だったり……。
俺の場合は…なんだろう。
ライターにあるまじきことかもしれないけど、まったく説明できない。
上に書いたことも全部そう思うし、サッカーを通じて出来た仲間は俺の人生の宝物だと思う…う〜ん、やっぱはっきりしないね。
つまりは、面白さなんて人それぞれなんだけど、
みんなが十人十色の楽しさを見つけるために、メディアという手段を使って手助けをするのが俺のやりたいこと。
俺がサッカー雑誌を作る仕事をしてるもんだから、ウチの相方はこう言ってくれた。
「私もサッカーの勉強しなきゃ」って。
気持ちはすごく嬉しかったけど、サッカーを「勉強」する必要なんてないんだよ。
サッカーを、固く苦しく考える必要なんてない。
「オフサイドも知らないの?」
俺はそんな嫌味を言うヤツをサッカー好きとは認めない。
だって友達とワイワイできるのも、サッカーの面白さの一つだもの。
そんな心狭いヤツはサッカー好きの資格なし。
俺は、サッカーを単純に楽しめるメディアを作りたい。





