とりあえず…
ケミストリーが国歌歌うの、やめに出来ないんでしょうか?
「国歌斉唱はケミストリーです!」
「キャー!キャー!キャー!」
………やれやれ、試合前に何やってんだか。
親善試合ならまだしも、タイトルのかかった公式戦でこーいうのは辞めて欲しい。そもそもスタジアムで「キャー!」なんて雑音が聞こえてくるのなんて、日本ぐらいじゃないだろうか?
この環境で闘争心を燃やせなんて言う方が無理だ。こんなこと、恥ずかしくて外国の友達には言えないわ。日本のハジです。札幌のハジです。馬鹿馬鹿しいっす。ほんとに。
さて、気をとりなおして…
実は今日、初めてオシムジャパンの試合を観戦した。
試合前の興ざめはともかく、なかなか面白いじゃないっすか。
3−5−2で、ボランチを鈴木啓太1枚しか置かない。
両サイドの加地、駒野は驚くほど高いポジションを保つ。
その分、攻撃的MFにはバランサータイプを置くかと思えば、サントスと中村憲剛という攻撃タイプ。
中盤の底には鈴木1人では埋められないスペースが出来てしまうわけだが、そこを誰が埋めるか。それがなんと、一人ディフェンスで余っているトゥーリオだった。
もちろん相手の攻撃を遅らせているケースでは、加地・駒野・中村・サントスが下がるのだが、この4人は基本的に高いポジションを保っている。そのため、ボールのとられ方が悪かったときなど、本当にカバーが必要な危険なシーンではトゥーリオが上がって埋めるシーンが目立った。
空いたスペースは下がって埋めるのではなく、上がって埋める。
このオシムの攻撃的な采配、アジアでは有効だなぁと思った。
もっとも欧米相手にこんな布陣では、後ろからのロングボールでアッサリ基点を作られてズタズタになりそうだが、阿部や今野が1vs1で勝てるアジアレベルでは効果が高そうだ。
ところで我那覇、相当イイっすね
ポストプレーも的確、ゴールも見事。惜しいシュートもあった。
中村憲剛、こんなモンじゃないっしょ
相手にドリブルで目の前を走られてるのに、諦めて歩くような選手じゃなかったような…。俺が2005年に見た中村憲剛なら、迷わずスライディングしてた。熱い憲剛が見たい。
トゥーリオ、ピリッと効いてるねぇ。
オーバーラップは非常に効果的だった。中盤に上がってボールを出し、攻撃のアクセントになっていた。
サウジアラビアからしたら、今日の日本で一番イヤだったのはトゥーリオの存在だったと思う。そういう意味では文句なく、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)。
最後のPK失敗、3−1で勝っているロスタイムに最前線まで上がるのはいただけないが…。
他の選手もすばらしいパフォーマンスを見せたと思う。
ただ、ボールを持っている自分の方が余裕あるのに、よりスペースの狭い味方に焦ってパスするクセが相変わらず気になるけど。。。
とりあえず、見ていて面白いサッカーだった。
サウジアラビアも歯ごたえある相手だったし、全く眠くならなかった。
なのになぜか、代表人気が後退しつつあるという話を耳にする。
やっぱりスター選手がいないと日本では人気出ないのか。
オシムのキャラクターには人気出たのに、みんなオシムの仕事内容には無関心。意味不明。
オシムは芸能人じゃなくて、サッカーの監督っしょ。


