イランは個々のテクニックとフィジカルに優れるいいチームだった。
そんなイランに日本は1−2で負けた。
イランの選手たちは「これで決勝トーナメントにいける!」と喜びを爆発させた。
しかし、引き分けで終わるかに思えた北朝鮮vsタジキスタンで、北朝鮮がまさかの後半ロスタイムの決勝ゴール。
その結果、3チームが勝ち点で並び、得失点差でイランのグループリーグ敗退が決定してしまった。
イランの選手たちの落胆ぶりは想像するに難くない。
せっかく試合に勝ったのに泣かなくてはならない。
イランは勝つだけではなく、さらに得点を取っておく必要があったのだ。
「決勝には行けないけど、日本に勝ったんだからよくやったじゃないか」
そんな場違いな慰めをする馬鹿がいたらお目にかかりたい。
決勝に行けないのなら、何も意味はない。
少なくとも戦っていた選手たちはそういう気持ちだろう。
イランは負けた。
不条理でもなんでも、これが勝負の世界。
そして負けたにも関わらず、今日も1ゴールを決めたMF梅崎は笑顔だった。
「負けはしましたけど、目標にしていたグループリーグ突破は果たしました。後は決勝トーナメント。ここで勝つことが一番重要なこと。」
日本は1位通過を果たした。ワールドユース出場という確固たる目標を見据えているからこそ、目の前の試合に負けた直後にこの言葉が出てくる。
次は11/6(月)。
中1日で行われたグループリーグ後、休みはたったの3日。試合間隔が非常に短い。負けたとはいえ、このイラン戦で何人かの主力選手を休めたことは、決勝トーナメントでの戦いに大きな意味を持ってくるだろう。
それでもイラン戦で勝ちが欲しかったと言う人に問いたい。
負けても突破できる試合に全力で勝ちに行って、主力選手が疲弊した方が良かっただろうか? どちらが本当の勝負に徹する姿だろうか?
エンタメ性はないけど、俺は勝負の世界にはそういうリアリティがあっていいと思う。賛否が別れるところかな。


