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高原、リーグ戦初ゴールで勝利に貢献!

おめでとう!!!
スタジアムではものすごい仏頂面で観戦していたので、やっと笑顔が戻るかと思うと何となく僕も嬉しい。奥さんいい人らしいしね。


0-1と先制された後半、ブンデスリーガ強豪のレバークーゼン相手に、FKから同点に追いつくヘディングシュート。さらにフランクフルトは2点を追加して3-1で勝利。高原はフル出場を果たした。


「ここでは自分に合うタイミングでいいパスが出る。自身のよさを発揮しやすい。ようやく自分に合ったチームと巡り合えた」と語る高原。


どうやらオールアバウト記事、当HP記事で僕が展開した「フランクフルトのサッカースタイルは、高原にマッチする。」という持論は、今のところ当たっているようでホッとしている。


ただし、この結果はエースFWアマナティディスを含む7人ものケガ人が続出したチーム状況によってもたらされたものだと再確認しなければいけない。7人も選手がいなくて試合に出られないわけがない。出場できて当たり前の試合にフル出場しただけのことである。


本当に難しいのは、継続すること。


事実、キッカー紙も高原を決して手放しには褒めていない。
前半27分にビッグチャンスを外していることもキッチリと指摘し、苦しんだ末の移籍でこれ以上ドイツには高原の居場所がないことにも言及している。


親善試合のドイツ代表戦で2ゴールを挙げておきながらW杯本大会でダウンしたイメージも影響しているのかもしれないが、そんな逆風もはねのけてフランクフルトを盛り上げて欲しいと思う。


そして稲本・小笠原同様「ゴールデンエイジ」の復権には、僕も心から期待している。何を隠そう、僕もゴールデンエイジですから。
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー)
ジャンル : スポーツ

平山相太について、我おもう

「日本人は、ボールを持つとbusy」


例えば、自分にパスが来ると同時に相手がプレスをかけてきたとき、
もしくはトラップをわずかにミスしたとき、
あなたも「busy状態」になってしまった経験はないだろうか?


落ち着いてプレーすればいいのに、なぜか0.1秒でも早くボールを離そうとして慌てる。その結果、視野が狭くなってミスが増える。これは日本人に多いクセであり、プレッシャーに弱くshyな国民性がよく現れているプレーだと僕は思っている。


「今思えば、高校のときはなんであんなに慌ててプレーしてたんやろって思いますね。」
僕にこんなことを語ってくれたのは、昨シーズン、ドイツ4部リーグの「FSV MainzⅡ」(マインツ2部)でプレーしていた滝川第二高卒の山下君だ。彼は今年4年目になるドイツでの選手生活の中で、日本にいては実践できなかった「プレーの落ち着き」を手に入れたようである。


「日本は決定力がない」
このように言われる件に関しても、決して無関係ではない。ゴール前でパスをもらって「busy」になってしまった選手がゴールが決められるだろうか? ジーコ元監督も、「一番大事なのは落ち着き」と口を酸っぱくして柳沢に言い続けてきたようだが、彼にそれを植えつけることは最後まで出来なかったようだ。


さて、では本題の「平山相太」に話題を移してみよう。


そんな中、高卒の怪物として現れたストライカー、平山の存在はまさにあらゆる意味で日本人を逸脱していた。190センチという身長しかり、そして最も特筆すべきはゴール前での飄々(ひょうひょう)とした落ち着きだった。彼は決して「busy」になることはなかったのだ。


まさに奇跡の日本人。少なくとも当時の僕にはそう見えた。
もっともアテネ五輪のころから、周りの選手に比べて動きの遅さが気になっていたものの、唯一無二の個性を持っていることは確かだった。オランダのヘラクレス入団後もゴールを着々と決める平山を見ていると、ファンが更なる期待を抱くのも当然といえるだろう。


・・・が。
今回のオランダからの帰国、Jリーグ入りの報には心底ガッカリしている。単純に通用しなかったのならまだ良い。しかし、退団の理由がよろしくない。


・オフの期間に語学の上達を怠った
・コンディション調整をせず、ウェイトオーバー
・サッカーへのやる気を見せなかった


こんな人間が、日々上達を続けるJリーグの舞台に登場していいのだろうか?
僕は平山から「プロ意識」のかけらも感じることが出来ない。怪物怪物とマスコミに持ち上げられて、すっかり芸能人のようになってしまったのではないだろうか。(もっともジーコジャパンもそれに近いものはあったが…)
入団先のFC東京で、GK土肥が語った「Jリーグはそんなに甘くはない。すぐに試合に出られるかは分からない。」というコメントには心から拍手を送りたい。



あの平山がずっと見せていたゴール前での落ち着き。
「もしかしてサッカーに真剣じゃないから、あんなに落ち着いてたのだろうか?」


サッカーをどうでもいいと思っているのなら、ゴール前で冷静になるのは簡単なことだ。そして選手はその代償として「フットボーラーとしての誇り」を失う。


人は自分へのパスの重みを感じるからこそ、ゴールの重みを感じるからこそ、ゴール前で慌ててしまうのである。そして世界のトップ選手たちは、そのプレッシャーに技術・メンタルの両面で打ち勝ってゴールを決めていくものだ。しかし平山については、まだそのプレッシャーの舞台に上がってすらいない可能性があるのではないだろうか。


平山がそんなメンタリティーのままJリーグで活躍することがあれば、それは彼が世界レベルの選手になる可能性を失うことを意味する。平山がW杯で名を残す選手になるためには、今一度「挫折」が必要であると僕は考える。


いずれにせよ、僕はもう平山に期待をかけるのはやめようと思う。
好きなフットボーラーのタイプじゃないことだけは、間違いない。

テーマ : Jリーグ
ジャンル : スポーツ

ジダンの頭突きも収束?【EURO2008 フランスvsイタリア】

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ベルリンでの死闘がよみがえる!
偶然? むしろ必然と呼ぶべきなのだろうか。あのドイツW杯決勝からわずか2ヵ月-。ここフランスの首都パリにて、2008年欧州選手権出場をかけて、W杯準優勝国フランスと優勝国イタリアがふたたび顔を合わせたのだ。
2ヶ月前、引退を控えたジダンの信じられない頭突き事件により、ただのサッカーの決勝は人種差別問題を含んだ議論へと飛び火した。そしてベルリンのW杯フィナーレは消化不良のものとなり、あれほど熱狂したW杯に暗い影を落とす結果になってしまった。
しかし、実はあの決勝にはまだ続きがあったことなど、いったいどこの誰が予想しただろうか。世界中のサッカーファンは運命の恐ろしさに驚嘆したか、もしくはチャンピオンズリーグのバルセロナvsチェルシーの組み合わせを例に挙げて、UEFAが行う抽選の公正度に疑念を持った者もいるのかもしれない。


2日前、この試合日に照準を合わせたのか、イタリアでは出場停止のマテラッツィがジダンに吐いた暴言内容を告白した。「俺は、ユニフォームよりお前の姉がいいって言っただけだ。良くない言葉だがサッカーでは誰でも言ってること。そもそもジダンに姉妹がいるかどうかさえ、知らなかった。」 
しかしフランス人はそんな言葉を信じる気はないようだ。彼らはジダンが冒した頭突きに関して、「ジダンは悪くない。マテラッツィが人種差別発言をしたんだ。ジダンがサッカー選手として失格なら、マテラッツィは人間として失格だ。」とジダンを全面擁護し、「メルシー、ジダン」という旗を掲げて今日のスタジアムに現れた。
もはやこの事件は議論などでは解決しない。
ピッチで起きたことは、ピッチで決着を付けるしかないのだろう。


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会場となったスタット・ドゥ・フランスは、1998年フランスW杯時に新設され、決勝のフランスvsブラジルの舞台になったスタジアムである。日本代表が5-0で敗れた「サンドニの悲劇」もここで起きている。
今日の試合、チケットは全てSOLD OUT。80000人の収容数を誇る巨大スタジアム、それもたかが「予選の1試合」にも関わらずである。皮肉にもジダンが起こした事件は、リベンジという新たな意欲を燃やすパリっ子を集結させることとなったのである。
パリ市内からやや郊外の工業地に位置するスタット・ドゥ・フランスには、イタリアからも沢山のサポーターが駆けつけた。W杯優勝回数を意味する「☆」を4つ付けた巨大国旗をぶらさげ、フランス人のブーイングを買っていた。さらに、引退してなおかつ出場停止処分を受けているジダンを相手どり、「なぜジダンがいないんだ?」とフランス人の怒りを逆撫でするようなメッセージを掲げていた。しかしフランス人も負けてはいない。「☆泥棒」と書かれたイタリア国旗をかかげて真っ向から応戦し、イタリアサポーターに中指を突き立てて挑発していた。しかし、2ヵ月の冷却期間が効いたのか、両サポーターともこのやり合いを楽しんでいるような雰囲気があった。ドイツW杯時には暴動で死者まで出てしまったパリの街だったが、今回はそんな気配は微塵も感じられなかった。銃を装備して大量に構えていた警官隊には、遅くまでご苦労さまでしたと声を掛けたい気分である。
(余談ではあるが、フランスのスタジアム警備はドイツよりも厳しく感じた。朝から周辺をうろうろしていたダフ屋諸君も、現金のやり取りには相当気を使っているようだった。)


2ヶ月前とはまるで正反対、スペクタクルゲーム
試合は開始直後から、両チームともが攻撃的にぶつかり合う展開となった。1ヶ月に及ぶ戦いの末に、疲れ果てて決勝にたどり着いたドイツW杯時とは違い、コンディション充分で臨んだこと、ノックアウト式ではないリーグ式予選であることが幸いし、この日は互いに持ち味を出し合う非常にスペクタクルな試合を見せてくれた。
開始2分、CKを得たフランスは、マケレレからつないだパスをギャラスが左からクロス。これをダイレクトボレーで合わせたゴブーが先制点を叩き込む。だがこの程度ではW杯チャンピオンが慌てることはない。司令塔のピルロを中心に、長短を織り交ぜたパスで攻撃的なアズーリを表現していく。前を向く意識が強すぎたカッサーノが試合を通してややブレーキになったものの、両サイドバックのグロッソ・ザンブロッタは激しいオーバーラップを繰り返してフランスのゴールに迫った。
そんな中でイタリアにとって大きな痛みとなったのが、前半18分のアンリのゴールだった。ペースをつかんでいたイタリアだったが、中盤でボールを奪われた後、リベリーを経由してゴール前にボールを運ばれて、マルダの強烈な左足シュートを許してしまう。これをブッフォンが辛うじてセーブするもののボールは不運にもアンリの足元に転がり、反撃ムードに水を差す痛い2点目を決められてしまった。
1点目以上に大きな喜びを爆発させる「レ・ブルー」のサポーターたち。しかし圧巻だったのはその2分後。イタリアは右サイドで得たピルロのピンポイントFKを、一瞬でテュラムのマークを外したジラルディーノが頭で決めて2-1と詰める。非常に運動量・質ともに高いハイレベルの前半だった。

後半はやや両チームともペースダウン。しかしそんな中から、この試合のフランスを象徴するような得点が生まれる。左からドリブルで縦に持ち込んだリベリーは、後方のアンリにバックパス。アンリから中央のマケレレを経由し、素早く逆サイドのサニョルへボールが渡る。サニョルがプレッシャーを受けることなく落ち着いて蹴りこんだボールは、ピッタリとゴブの頭に合い、世界一のGKブッフォンの牙城を3度も揺らすというスーパーゴールが生まれた。
この得点が象徴するとおり、フランスはアンリの周りを走るリベリーとマルダがスピードを生かして縦にボールを運び、それを後方に落としてつなぐことでイタリアのプレッシャーをかわしてパスをつなぐことが出来ていた。長短の区別されたサイドチェンジを何度も繰り返すことで、狂犬ガットゥーゾの激しいマークも難なくあしらう見事なものだった。


ジダンが抜けたことにより、中盤でプレッシャーを受けながらも逸脱したパスを出せるような司令塔タイプの選手はいなくなったが、それが逆にフランスが持つスピードを生かすサッカーを産み出すこととなった。イタリアにとってはジダンが抜けた今のチームの方が厄介な相手だったのかもしれない。


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そしてサポーターが「メルシー、ジダン!」を合唱する中、レフェリーのホイッスルが鳴り響き、3-1で試合終了。フランスはリベンジに成功した。


収束したジダン・マテラッツィ事件
試合後、互いにユニフォームを交換し合う両国の姿は、とりあえずこの事件が落ち着きを取り戻すことを表していた。
熱狂を求めてシャンゼリゼ通り・凱旋門を訪れたものの、ユニフォーム姿で騒ぐサポーターが全く似合わない上品な雰囲気は、いつものパリ市内と寸分変わらぬものだった。シャンゼリゼ通りを端まで歩いて聞こえたクラクションはわずかに3つ、フランス国旗を掲げた車もたった2つ。ドイツW杯時にはあれほど沸いたこの場所もずいぶん落ち着いたものだった。
世界中の議論を呼んだ「ジダンの頭突き問題、マテラッツィの差別発言問題」については、まだまだ真偽のほどは定かではないにしろ、とりあえず世間の心理としては「収束」に向かったようである。それを可能にしたのはUEFAでもスポーツ裁判所でもない、ある一つのリベンジマッチの結果だったのである。


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グループBの出場枠は2つ。フランス・イタリアの他に、ウクライナ・スコットランドといった国を持つこのグループは、まさに「死の組」と呼ぶにふさわしい。今後、イタリアがウクライナ・スコットランドに勝ち点を落とすことがあれば、W杯チャンピオンが次のビッグトーナメントへ出場すら出来ないという不名誉な事態も起こりえる。


サッカーの世界では余り耳にしない言葉だが、今後イタリアはボクシングで言えば「防衛」の立場になるわけだ。チャンピオンとしてのプライド、新たなモチベーションの確立と、今回ケガや出場停止で抜けているトーニ、トッティ、デルピエロ、そしてマテラッツィの復活が待たれるアズーリである。


思えばロッテルダムで行われた2000年欧州選手権決勝も、フランスvsイタリアだった。あのときはジダン率いるフランスが無敵の強さを誇り、先取点を挙げたイタリアをトレゼゲの逆転ゴールで下している。今や欧州No.1、No.2を争うこの両国の歴史は、これからも僕たちを大いに楽しませてくれることだろう。




その他のパリ雑感写真はコチラで。
パリ探訪写真記

テーマ : ユーロ2008予選
ジャンル : スポーツ

パリ探訪写真記

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スタット・ドゥ・フランス。




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モンマルトルの丘にたむろしている、似顔絵描きたち。
おじいちゃんおばあちゃんにとって良い記念になるみたいですね。
俺も何かのネタになるかと描いてもらいました。




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モンマルトルの丘




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モンマルトルの美術館前。




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モンマルトルの美術館下の階段から。




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なんともパリらしい風景。
地下鉄の駅などにも、合唱隊やバイオリンを弾く人がいて、どこからともなく聞こえるメロディーに癒されます。
まぁもちろん彼らはチップを投げるのを待ってるんだけどね。




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古ぼけたメリーゴーランド。音楽がスピーカーに布10枚ぐらいかぶせてある感じで気持ち悪かった。そのせいか乗車率0%。




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ブルゴーニュ風そば粉のクレープでランチ。その店先からパシャリ。




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ルーブル美術館の入り口。日本人率が飛躍的にアップ。
今大学は夏休みだろうしね。女の子だけのグループとかが多かった。さすがフランス。




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同じくルーブル前。




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ルーブル中。




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ルーブル中で保存している要塞。




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ルーブル美術館は、フランス美術やらイタリア美術のほか、エジプト、メソポタミア関連のものなど幅広くて、俺みたいな素人にはワケが分からない。モナリザやらミロのヴィーナスを見たあと、スフィンクスやら棺やらって…。頭が混乱しちゃいます。
個人的には、1美術館には1テーマにしてくれると嬉しいっす。




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彫刻の修繕(?)をしている人を発見。盗み撮り。




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名も知らぬモニュメント。
白人がホー○イであることを忠実に表現しております。




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パリの休日。
俺も父親になったら、こんな休日を過ごしたい。




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パリは公園にも彫像などがいっぱいあって、さすが芸術の街です。ドイツよりも色使いが全体的に淡く、上品な感じがします。フランスは女性的、ドイツは男性的。イメージ的にはそんな感じかな。




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パリの休日。
いや、休日と書きましたがそういえば平日でした。





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ほんと、優雅なもんです。




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絵になる、と思ったので盗撮。




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シャンゼリゼ通りに一番端っこ。通りの一番奥に見えるもの、あれが何か分かりますか?




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エッフェル塔を、セーヌ河対岸から撮りました。




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個人的には水のある風景が好きです。




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絶対みんな気付かないようなところに、ポツ~ンといたエッフェルさん。人の名前だったとは知らなかった。




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所変わって、スタット・ドゥ・フランス内。
もう引退したというのに、ジダンのユニフォーム率80%です。




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レ・ブルー(フランス代表)のサポーターたち。




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イタリアやスペインに比べると落ち着いて観戦してる印象。




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試合後の凱旋門。堂々と道の真ん中に飛び出してパシャリ。




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シャンゼリゼ通り。サポーターが騒いでいるのを期待したんだけど、全くそんな気配はなし。ユニフォーム着ているだけでモグっちゃいそうな、上品ないつものパリでした。




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TVの撮影やってました。この車輪付きカメラはと言うと、カメラが縦ブレせずに撮るためのセットなんです。普通に持って歩くと人間の足の構造上、縦に揺れちゃうでしょ。だからこういうのを使ったりするんです。AD時代がなつかしかった(笑)




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パリの夜に映える、ジネディーヌ・ジダン。




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シャンゼリゼ通りはこんなオシャレな建物でいっぱい。




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セーヌ河。真ん中にあるのはシテ島。自由を守り続けたパリの象徴と言われ、今でもこの島内に住むのはパリ市民の憧れだとか。




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バスティーユ広場の戦勝記念塔(?)みたいなやつの天使。




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モンマルトルにて描いてもらった俺の似顔絵。印象は、性格悪そうな女。とりあえず、こんなヤツが歩いてたら俺は近寄りません。
「ただのモデルだよ!」なんて近寄ってきたくせに、描き終わったら予想通りお金の請求。いきなり、”神聖なスケッチブック”に”MAX 80ユーロ, MIN 50ユーロ”と書きやがりました。何かのネタにと金は覚悟の上だったんだけど、想像以上の額。
「そんなに払えない」と言うと、「僕はビジネスマンじゃないよ。アーティストなんだ。僕が有名になったらこの絵の値段はすごいことになるよ。」なんて支離滅裂なことを言い出す。ボロい商売してるなぁ…。こんな街から今後すごい芸術家が生まれることなんてあるんでしょ~か。
断固「俺は20ユーロしか払わない」と言い張り、絵を受け取ってサイナラ。絵には”ビジネスマン”ステファンのサイン入り。




総括。
パリは旅行にはいいけど、住みたくはない街だなぁという印象。道は犬のウンコだらけで汚いし、全般的には人の気質も決して親切ではない。特にフランス語をしゃべらない人には冷たい。
ちなみにフランスはドイツに比べて所得税の安い国なんだけど、そういう国って街の清掃が行き届いていなかったり、色んなとこに現れるんだなと実感。税金の高い国は経済的には苦しいが、清潔感があって安心して生活ができる。日本もそんな国かな。

テーマ : ユーロ2008予選
ジャンル : スポーツ

浸りながら横目にチラリ 【EURO2008予選 ドイツvsアイルランド】

ユーロ2008予選 
【ドイツvsアイルランド】
1-0


あのW杯からわずか2ヶ月弱。
欧州では2年後のスイス・オーストリア開催の「EURO2008本大会」に続く予選が始まった。日本が現在戦っている「アジアカップ」の欧州バージョンである。
この欧州選手権は、移動距離の少なさ・参加国の平均レベルの高さから、「W杯よりもサッカーレベルが高い」と一般的に言われている。そのために予選の段階でも、W杯優勝国イタリアがリトアニアに引き分けたりと、第一戦目から早くも番狂わせが起きているのだ。前回2004優勝国のギリシャのような伏兵が出てこないだろうか…。そんな期待込みで予選を観戦するのも面白いだろう。


アイルランドの2006年が始まった
さて、今日は「ユーロ2008予選 ドイツvsアイルランド」をTV観戦した。僕はノートPCでTVを見ることができるPCカードを持っていたのだが、何度か試みたもののなぜか中継チャンネルを受信できず、仕方なくスポーツバーにでも行こうかと考えていた。


そんな哀れな海賊ひでに「じゃあ、ウチに来いよ」と、気さくに誘ってくれたのがFCFJ(フランクフルト日本人サッカーチーム)幹部のKさん。なんと招待してくれただけでなく、わざわざ僕を車で迎えに来てくれた。僕としてもここは日本人らしく、ウチのおばあちゃんが送ってくれた自家製日本茶の葉を手土産に用意して出かけた。


ここまででも充分申し訳ないのに、家に着くとすぐにビールやらチキンやらポテトのおもてなし。生まれつき人一倍食い意地が張っていて、図々しさにかけては日本チャンプとも言える海賊ひでだが、さすがにここまで手放しにもてなされると日本人らしくすこ~し恐縮してしまいつつも、ガツガツ飲み食いさせてもらった。


試合開始直前になり、シュトゥットガルトに集まった大量のアイルランド人サポーターの姿がTVに映し出された。いかにW杯に並ぶビッグタイトル「欧州選手権(ユーロ)2008」とはいえ、まだ予選段階にも関わらずこの緑色の数は…。アイルランド人はドイツW杯に出られなかった悔しさも込めて、この欧州選手権に期するものがあるのだろうか。


「ね、アイルランドパブにでも行った方が面白かったんじゃない?」
もう試合開始直前だというのに、こんな意地悪を言うKさんの奥さん。
僕も「いやいや別に大丈夫っすよ。もう遅いし…」と言いつつも、若干言葉に表れる歯切れの悪さに、ちょっとばかりの後悔が表れていた。ところが結論から言えば、今日はスポーツバーなんかに行くよりもとってもいい時間を過ごすことができて非常に満足だった。


ドイツを優勝候補に推してみようか
開始直後はアイルランドペースで進んだ。
チェルシーからニューカッスルに移籍した左サイドのダフに何本もパスが通り、前を向いたダフは得意のドリブル突破からクロスを何本も上げた。しかしクロスに走りこむ選手が少ないことなどから、決定機にはならず。
その後はドイツが次第にボール支配率を高め(ドイツ58% アイルランド42%)、バランスの良いパス回し・サイドチェンジが光る。クロスをフィニッシュにつなげられなかったアイルランドに対し、ドイツは身長の高さを利用してファーサイドに上げられたボールを中央にヘッドで落としてFWクローゼがビッグチャンスを迎えた。が、アイルランドGKギブンの好セーブに阻まれて得点はならず。


そんな展開の中からポドルスキのFKが壁に当たって入るという、ラッキーなゴールでドイツが先制する。このとき壁役を務めていた、ロビー・キーンの動きには大いに疑問が残る。ゴール正面やや左からのFKで、壁の一番右側(ファーサイド)に立ったキーンは、ボールが蹴られると同時に壁から離れてファーサイドへジャンプ。そのジャンプしたキーンの足に当たり、ボールは逆サイドにこぼれてゴールに吸い込まれた。
これではファーサイドに意識の比重をかけて守っているGKはどうしようもない。壁が二アサイドを消し、キーパーは空いているファーサイドのコースを守っているのに、突如壁が予測不能な動きをすることでこのラッキーゴールは生まれた。トルシエ風に言うならば、「駒が勝手に動いた」という感じだろうか。シュナイダーが蹴る前にボールをずらしたことで、そこにキーンは反応して飛び出そうとしたのだろうが、そのタイミングが遅く、壁とも人間とも呼べない中途半端なプレーになってしまった。
このゴールが決勝点となり、試合は1-0のまま終了。


「ドイツ辛勝」と各誌に書かれていたものの、内容は悪くなかったように思う。ドイツはボールも良く動き、個人突破頼りのアイルランドに対して、コンビネーションで崩すことが出来ていた。ドイツが得点をなかなか奪えなかったことに関しては、むしろアイルランドGKのギブンを褒めるべきだろう。DFに関してもやはりドイツは1vs1の対応に強く、個の突破を図ろうとするアイルランドにとっては、少々相性の悪い相手だったのかもしれない。


ドイツは明らかにW杯前よりも自信を深め、選手全員が落ち着いて大人のサッカーをしていたように思う。それはシュトゥットガルトに集まったドイツ人サポーターにも現れていた。スタジアム中にはばたく「Schwarz-Rot-Gold」(黒赤貴)の国旗は、あのドイツW杯というお祭り以降もまだまだ熱を失っていないことを証明していた。


「ユーロ2008はドイツが優勝する」
W杯のときは「グループリーグ突破がせいぜい」なんて言っていたドイツ人たちが、今回ばかりは自信ありげに優勝宣言するのもあながちおかしな姿でもない。たった一度のグループリーグ敗退ですっかり自信を失ってしまった日本としては、まったく、うらやましい限りである。


脱出へのカウントダウン
さて、僕はこれからユーロ2008予選を追いかけていこうと思っているのだが、その一発目となるこのドイツ戦、実は試合展開をあまり良くみていなかった(笑)。その原因は、Kさんの家庭でドイツ代表戦を見ながら過ごす夜の居心地の良さに、僕が完全に浸りきってしまったことにある。


ドイツのひどい経済状況、それにも関わらず、それほど政府への文句も吹き出ないドイツ人の気質。「やっぱり日本人と似たところはあるね」と語るKさん。


ドイツにいる日本人学校の生徒たちは、先生に怒られるのが嫌いで、いつも聞き分けよく振舞っているらしい。そしてそこでサッカーをしている生徒も、コーチに怒鳴られるなんてことは一切なく、みんな優しく公平に平等に「試合に出て"頂いて"、競争のないサッカーを楽しくプレーして"頂いて"いるよ」とのことらしい。もしかして僕たち日本人は、痛みもプレッシャーも知らないとんでもない子供を将来に送り出そうとしているんじゃないだろうか。


なんて話から、さらに子供が生まれたときの名付けエピソードなどを聞いたり、僕の名付けセンスにNGを出されつつ盛り上がり、僕は最高にいい気分でビールとプロセッコを何杯も頂いてしまった。Kさんとのサッカー談義もどんどん盛り上がっていく。


「ポドルスキって悪そうな顔してるよねぇ。私、あんまり好きじゃない」
と、ドイツ人が愛する代表FWを一刀のもとに切り落とす奥さん。
「それからあの人は本当にキライ。WMにも出てた・・・ちょっとフランスっぽい顔の・・・背はあんまり大きくなくて・・・ちょっとしたプレーですぐ倒れるの。そういう選手、大嫌い!」
と熱く語りつつも、肝心の名前がなかなか出てこない奥さん。Kさんも乗っかって、
「あれだろ? 色んなポジションやるんだよな?」
「そうそう、あれあれ。」「あれだよな。うん。」


「あれ」「あの」ばかりで、僕には何のことだかサッパリ分からない(笑) 夫婦の会話ってこういうもんなんでしょうか。


しかし、突如ハッと閃いた僕は、「もしかして"ノイビル"っすか?」と答えを出す。


「あ~それそれ!それよ! 40才過ぎるとね~、名前が出てこなくなるのよね~」


そんな会話を聞いていたのか、クリンスマンから監督の座を引き継いだレーブが切った交代カードは「ポドルスキ→ノイビル」。
「あ~~ヤダ。キライこの人! もう私、寝る!」
と言って奥さんは本当に寝室に行ってしまった(笑)。




試合も終わって、僕の仕事の話などもしている中で、「今月中にドイツを離れるつもりで、FCFJのサッカーに参加できるのもあと数回になる」ということを伝えた。
Kさんには「告知がおせぇよ。送別会厳しいじゃねぇか。」と叱られたが、まさかたった6ヶ月の在住だった僕に送別会など予想もしていなかった。2ヶ月前に、4年間もドイツに住んでいたTさんの味わい深い(?)送別会を経験していたからだ。それでもKさんは、


「そっか、半年しかいなかったんだよな。その割に存在感あったな。」


…なんて嬉しいお言葉。
練習中にもガンガン怒鳴るKさんだが、実はとっても照れ屋さん。そんなKさんがやっぱりすこ~し照れながら言っているのが妙におかしかった。


しかし負けず劣らず照れ屋の僕も、
「まぁそりゃそうっすよ。毎週来てましたからね。」とはにかみながら応戦。
「でもW杯中はほとんど来てなかっただろ。」とさらに反撃を食らい、なんだかこうやって思い出して書くのも照れ臭いようなやり取りだった。


いよいよ、僕のドイツ在住もあと3週間。
これからの3週間はこうやってこの半年を思い浮かべて、寂しがったり、はにかんだり、嬉しがったり、そしてドイツ後の活動に意欲を燃やしたり、いろんな感情が浮かんでくるのだろう。


そんな感傷に浸りたくなるようなドイツの夜をプレゼントしてくれたKさんに、本当に感謝です。
プロフィール

清水英斗

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