水とビールが同じ値段ってどういうことですか?
グーテナハト!
ドイツに来てから、トラブル症候群にかかっている海賊ひでです(泣)
まずは軽いジャブから。
ユースに泊まっていたら、風邪をうつされました。
夜中、「ゴホン!ゴホン!」とうるさいなぁと思っていたら、
翌朝、自分も同じ目に合っていました(笑)
さらにアパートが見つかるまでの一時滞在のユースホステルからも、ブックアウトとか言われて追い出される始末…。
まぁこんなのは序の口ですわ。
さらに実は。。。
カメラ、盗難されちゃいました(泣)
一眼レフです。高いです。仕事に使うやつです。
はっきり言って、油断してました。
夜中に街を歩いていても、ドイツは安全だな〜〜ってずっと感じていました。
盗難に気づく前日、ある日本人旅行者とこんな話をしてました。
「ドイツって全然平和だよねぇ〜。余裕だよ。ここは。」
・・・。
すでに盗まれているとも知らずにYO!
余りにイタすぎて、言い訳のしようもない…。
ドイツは確かに平和ですが、ユースホステルの中は色んな外人でいっぱいだし。。。いわゆる治外法権ってやつですよね。。。
それなのに、鍵もかけないでバックに入れたままにしておくなんて…!
How stupid you are!!!
しかもドイツに来てから一回も使ってない上に、荷物も全く整理してなかったので、最初は盗まれたんだか無くしたんだか分からなかった。
盗んだなら盗んだって、書き置きでも残してYO!
とりあえず、フロントに行って落し物になってないか探してもらった。
そしてユース中を走り回って探した。けど、ない。。。
それで仕方なく、警察に届けることにした。
盗難保険も警察の調書がないと降りないらしいのだ。
道行く人に聞きながら、なんとか警察にたどり着いた。
まず、俺はこう言いました。
「I lost my camera!」
すると、相手は色々しゃべってきたが、、、分からん。。。
そして一枚の住所が書かれたメモを渡されたので、
なるほど、ここに行けばいいのかと理解して移動する。
ところがそうやってたどり着いたのは、どうやら落し物案内所のようだった。
当然、受付の人は「You have to go to police!」と言う。
当たり前だよね。。。
そしてもう一度警察に行く。
「I lost my camera! That is stolen by someone!」
と言うと、相手はものすごい嫌な顔をした。
「At first, you said lost. Then second, you said stolen. It's strange.」(さっきはロストって言ったのに、今度は盗まれたってどういうことだ。おかしいだろう。)
いやいや。。。詳しく説明するとね。
steal(盗む)の過去分詞がstolenだって自信がなかったんですよ。
だからlostって言えば通じると思ったわけです。
当然俺はこういいます。
「That is only my mistake of English! My English skill is not enough! I'm still learning English!」
(あれは俺の英語間違いだ! 俺の英語力が不足してただけだ!)
しかし、ヤツはこう言い返してくる。
「No, no. Your English is enough.」
良くも悪くも日本の文化って「察したり気を利かす」ことにあると思う。
それが今回は完全に裏目に出てしまった。たとえ通じなくてもstolenって言うべきだった。。。
しかし当然俺は納得できない。
「俺のカメラはでっかいんだ! なくすなんてあり得ない!」
「ホテルの外には一切出していない! ホテル中探したけどなかった!」
などなど勢いに乗ってしゃべるが、
相手は全く聞こうともしない。
逆に、
「お前の英語が充分じゃないって言うなら、ドイツ人を連れて来い。ドイツ語でなら聞いてやる。」
こんなこと言い出すんです。
俺がまだフランクフルトに来て2週間だってことを知っててこんなこと言うんです。無理に決まってんでしょ。ドイツ人の知り合いなんていねーよ。
さすがにしゃべり疲れて諦めかけたころ、
ヤツはこんなことを言ってきた。
「もしお前がウソをついていたら、お前は罪になる。」
カッチーン。
…そう脅せば、日本人はすごすご引き下がるとでも思ったのかよ。
俺はかなり怒気を含んだ言葉で、
「Why do you think I'm liar? I am talking only truth!
You must know you are on the earth! Not only Germany! You should understand foriegn people!」
(なんで俺がうそつきなんだよ? 本当のことしか言ってねーよ。ここは地球だぞ? ドイツってだけじゃないんだぞ。もっと外国人のことを理解しようとしろよ!)
この堅物の理屈攻めに、正直もうカメラなんてどうでもいいやって思ってたけど、このまま引き下がるわけにはいかない。俺は負けず嫌いなのだ。
連れてきてやろうじゃねぇの!!! ドイツ人をよ!
・・・ところがホテルのフロントも、道行くドイツ人も、誰一人「ウン」とは言ってくれない。薄情なもんだ。。。(当たり前か)
ここで俺は、日本の友達の親父がフランクフルト在住で会社を経営していたことを思い出した。まさにワラをもつかむ思いで、そのツテで会社に電話してみる。
その返事は・・・・。
「力になれるか分からないけど、ファイトしてみるわ!」
キターーーーーー!
どうやら従業員の誰かが来てくれるようだ。
早速、言われた時間に言われた場所で待つ。
ところが、、、現れたのはドイツ人ではなく明らかなアジアン。タイ人の女性だった。
正直、大丈夫かな…と心配したが、
ドイツ語がとっても堪能で俺のときとは対応が全然違う。
ていうかあの嫌なオッサン、もう帰りやがったみたいだし(怒)
ドイツ人連れて来いって言うから、そこらじゅう駆けずり回ってなんとか連れてきたのに(タイ人だけど)、先に帰ってるってあのハゲオヤジーーーーー!!!(激怒)
まぁ、でもこのタイ人のアスーさんのおかげで、調書を作ってもらうことに成功した。(すっげー時間かかったけど!)
そして帰りに、俺の行きつけのタイ料理屋に連れて行き、お礼のメシをおごった。本当にありがたかった。本当に助かりました。
・・・というわけでカメラは盗難にあったものの、なんとか保険は降りそうです。(現在申請中)
実は、カメラ代はどうでもよかったんです。
だけど簡単に諦めるのだけは嫌だった。だから必死だった。
ところで、日本人が海外で犯罪の標的にされる理由って何だと思います?
リッチだから?
それもあるけど、アメリカ人や中国人もリッチですよね。
一番の理由は・・・。
やられたら、そのまま泣き寝入りするからなんですよ。(たぶん)
立ち上がろうぜ。日本人。
その次の日、くたくたの体でインターネットカフェに行って、保険に関する書類をプリントアウトしようと試みる。店の兄ちゃんも手伝ってくれた。
この兄ちゃんはほとんど英語が出来なくて、俺とは翻訳サイトを使って会話をしてた。2人で2時間くらい格闘して、ようやくプリンターを使うことに成功。アツいハイタッチを交わす。
ちなみに原因は非常に単純。元システムエンジニアって、そろそろ言わないようにしなきゃ。。。
そして店を出ようとすると、兄ちゃんが翻訳サイトの画面を指差して呼び止めてきた。
あれ? まだなんかあんのかな? って思って画面を覗き込んだら…、、
「もし困ったことがあったらなんでも言ってくれ。この店で出来ることはなんでもするよ。」
と、画面に書かれていた。
・・・。
じぃ〜〜〜ん。
正直、カメラが盗まれた日はもう日本に帰りたかったよ(泣)精神的にへこんだ。
警察にもムカついたし(怒)
だけど、こういう暖かい人々に支えられて、
海賊ひでのドイツの旅はまだまだ続くのでした…。


